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ここが危ない!ロードバイクなど自転車での事故につながる意外と危ない場所

     自転車全般

pattyjansen / Pixabay

ロードバイクに限らずですが自転車で転びたくないですよね。痛いのはホントいやです。
転ぶだけならまだしも人を巻き込んでの事故などを起こしてしまうと何かと大変です。

楽しく安全に走るためには気をつけたい場所を改めて確認しておくのも必要なことかもしれませんね。
走り慣れているベテランのライダーならともかくロードバイクを始めたばかりの方や日頃は自動車でごくたまに乗るくらいの方はとくに見落とすことも多いかも知れませんのでお気を付けて。

僕がロードバイクをはじめたばかりの頃、実際にひやっとした箇所をいくつか挙げてみました。参考になればと。

実は柔らかいポストフレックス(オレンジのカラーポール)

ロードバイクなどでビンディングを使う自転車は止まるときに片足をビンディングから外して止まります。
自転車のセッティングによっては足がつま先しか届かないためサドルから一旦腰を前に下ろして止まる場合もあります。
ところがロングライドなどで疲れてくるとサドルからおりるのがおっくうになってきて、信号待ちのとき縁石に足を降ろしたりして止まるようになったりするんですよね。
中にはビンディングを外さずに壁や標識や電柱に寄りかかって止まっている人も中にはいますね。本来なら危ないのできちんと降りた方がいいのですが、おそらくビンディングを外すのをいやがってやってしまっているのですね。

そんな横着ものに危険なトラップが「ポストフレックス(オレンジ色のカラーポール)」です。

ポストフレックス

ポストフレックスは交差点のコーナーやセンターラインの分岐、歩道と車道の間など速度を落としたいところなどによく見かけます。
自転車にとっては信号待ちする交差点付近にあると止まり木のように見えてしまうのです。
捕まってみるとわかりますが、実は柔らかいので体重を預けるとへたすると転びます。
車道側に倒れて轢かれるなんて事態は避けたいものです。

ポストフレックス

横着せずにビンディングを外してしっかり止まる方がいいですね。
ビンディング初心者の場合も外すタイミングがうまくいかず、とりあえず支えにしようとすると危ないですよ。

見た目にわかりづらい裏返しのグレーチング

側溝などにはめてあるグレーチングは自転車にとって大敵なのですが、とくに極悪なのが隙間のあるグレーチングと裏返しのグレーチングです。

隙間のあるグレーチングとは自転車の進行方向に垂直に並べているにも関わらず、しっかり並んでいるかと思いきやちょうどタイヤがハマるくらい隙間があったりするから極悪です。

裏返しのグレーチングもぱっと見には普通にみえるから極悪です。
裏返してあると進行方向に対して垂直なミゾがむき出しになります。横棒は片方の上面のみなのですね。
狩猟トラップかと思うくらい簡単にタイヤを取られるので危険です。

裏返しのグレーチング

田舎の林道とか道幅が狭いところのグレーチングは結構な確率で隙間が空いていますし、きちんと並んでいそうなくせに裏返っていたりします。
それからコンビニの駐車場に入る際にも隙間の空いたグレーチングが結構あります。気をつけて。
グレーチングを通過しなくてはいけない場合は細心の注意を払いたいですね。

アスファルトの割れ目

あまり補修されていないアスファルトは見た目にもでこぼこしているので危ないなと察知できますが、補修されているアスファルトにも割れ目が残っていたりします。
割れ目だけを埋めたアスファルトはその部分だけが色が違うので気づきやすく、あぁ補修されているなとおもって通過しようとしたら、実は一部分だけで割れたままの部分があるなんてこともあるのです。
もちろん夜は全く見えないのも怖いところです。

アスファルトの割れ

川沿いのサイクルロードや古い自転車道などでは割れ目だけを埋める補修をしている場合が多いですが、一部だけ割れたままの場合や補修箇所以外があらたに割れたりしていることがあります。
山の下りでスピードを出しているときに割れ目や段差に乗り上げると想像以上に車体が撥ねます。
運が悪いと前方にすっとびます。下手をすると顔から行きますよ。
こちらもお気を付けて。

まとめ

他にも轍とか濡れた白線などなど、意外と危ない場所は挙げていったらきりがないくらいです。
慣れてしまえば自然と回避できる場所も多いですが、それでも注意するにこしたことはない気がします。
事故を起こして自転車に乗れなくなってしまっては元も子もないですから、楽しく自転車に乗るために危ない場所は極力避けたいですね。