宿泊自転車旅におすすめの関東近郊エリア2選。大型連休にぜひ!
みんな大好き、大型連休。
まとまった休みが取れたら泊まりがけで自転車旅行に行きたい!
自転車の自走で宿まで行くタフな旅も面白いですし、行き帰りは輪行や車載で目的地でライド開始というのもいいですよね。
ということで今回は都心から行きやすいオススメ候補地を紹介します。
那須・黒磯:ヒルクライムと景色のいい平坦&アップダウン
ここ数年北関東三県(栃木、群馬、茨城)が自転車文化へ力を入れていますね。
とくに栃木は宇都宮と那須にそれぞれチームを持っているほど自転車のメッカとなっています。
都内からのアクセスも便利で、走りがいのあるエリアも多いのでオススメです。
アクセス
都心からは東北自動車道で那須IC、電車ならJR宇都宮線の那須塩原駅や黒磯駅が便利です。
自走であれば都内から国道4号に出てひたすら北上するという地獄の平坦200kmが楽しめます。
見所・走りどころ
那須岳に向かう登りが至る所にあります。道も広く緑も多くて気持ちよく走れる道が多いですね。
高原なので牧場が多く、道の両側が牧草地というロケーションが最高です。
干し草を丸めた塊が点在する広大な牧場や古いサイロのそばを通ると日本であることを忘れそう。
また那須近辺は平地でも適度にアップダウンがあるので退屈せずに走れます。
こんなところを日頃走れたら幸せだろうなと思いました。
那須ロングライドのコースを走ってみるのもいいですし、那須ヒルクライムにバーチャルチャレンジというのもいいですね。
また日本のロードレースチーム「那須ブラーゼン」のホームエリアです。
那須ブラーゼンの情報発信基地である「那須ブラーゼンベース」という施設があるので興味がある人はぜひ。
宿泊関連
那須温泉付近には大小様々な宿があるので宿探しに困ることはないと思います。
コテージも多いので、団体で自転車キャンプ旅というのもいいですねぇ。
他にも一風変わった宿もあるので旅のネタとして探してみるのもいいですよ。
オススメとしてはモンゴルのパオに泊まれる宿というのがあります。
夜はジンギスカンを食べながら本場モンゴルの音楽家によるホーミーなどが楽しめます。
自転車での宿泊は部屋内に輪行状態で持ち込み可能か確認をしておいたほうが安心です。
三浦半島:アップダウンの海岸線沿いと軽めの登り
横浜、鎌倉のさらに先、三浦半島もオススメです。
半島のサイズも小さいので横須賀〜三浦半島南端〜葉山までぐるっと一周しても60km弱と走りやすいサイズです。
アクセス
車であれば横浜横須賀道路などで、電車なら京急本線〜京急久里浜線です。
自走でいくなら葉山までは環七通り〜都道318号線経由などで約60kmくらいです。
横浜・鎌倉付近は細い道でも交通量が多いので多少注意が必要です。
見所・走りどころ
三浦半島の東側にある三浦海岸や、南東端にある大浦海水浴場から南西端の油壺マリンパークまで海岸線沿いなどどうでしょう。
大浦から油壺まではだいたい15km程度で海岸沿いらしく細かなアップダウンが楽しめます。
ちなみに大浦海岸〜剣崎付近は洗濯板のような岩礁が見所でもあります。
また登りが好きな方は岩堂山への軽めの登坂はどうでしょう。
名前に山と付いていますが大きな丘くらいの印象ですが、道の両サイドが広大な畑になっているので見晴らしも良く爽快です。
宿泊関連
横須賀、三浦海岸あたりには海岸沿いにホテルが多くあります。
横須賀の大きいホテルもいいですが、せっかくなので油壺などの年季の入ったホテルなどどうでしょう。
海岸を見ながら温泉に入れるホテル京急油壺 観潮荘あたりがオススメです。
温泉に入る時間帯は夕暮れがベストです。油壺は三浦半島の西側なので夕暮れが綺麗ですよ。
まとめ
旅行も自転車を持っていけば宿泊先の見知らぬ道をいろいろ楽しめて、気になる小道などを散策したりと楽しいですよねぇ。
途中でご飯食べたり景色のいいところでのんびりしたり。
輪行または車載で行けばかなり遠くまで行けますし、自走で宿までを楽しむのもいいですね。
自走なら200kmくらいならなんとか日帰りできちゃいますが、せっかくの連休、ゆっくり楽しむためにも泊まりでの自転車旅はオススメです。
どこにいこうか、googleマップと宿情報を見ながら計画を立てる時間って楽しいですよね。
みなさま、ぜひ良い連休をお過ごしください。
泊まりがけの自転車旅なら荷物は大型サドルバッグがオススメです。
以前紹介した記事はこちらです。
⇒ ロングライドやブルベに最適な大容量サドルバッグ「Apidura SADDLE PACK(アピデュラ サドルバッグ)」昨今注目のバイクパッキングにも | kogfum