ロングライドにオススメの定番チューブ4選
ロードバイクに乗るならば、いずれは必ず換えることになるのが「チューブ」です。
とくにロングライドに行く場合は替えのチューブも含めてを用意することも多いと思います。
そんなロングライドに最適なオススメの定番チューブを調べてみました。
チューブの基本
チューブは素材によって「ブチルチューブ」と「ラテックスチューブ」の2つに分かれます。
ブチルチューブ
いわゆる普通の黒いゴムチューブ。もっともよく使われるチューブです。
空気圧の減少も1週間ほどで1bar程度とメンテナンスも楽。
R-AIR(後述)のようなブチルとラテックスの間のようなチューブもあります。
ラテックスチューブ
ラテックスゴムでやわからい高性能チューブ。
レースに出るようなロードバイクで使うと効果を発揮する高性能チューブ。
空気圧が減少しやすいので乗り始める前には空気圧のチェックが必要。
ロングライドの場合ではレースのような性能よりも丈夫さや空気が抜けづらいことがポイントになってくるので、ラテックスチューブではなく、ブチルチューブがおすすめです。
ではどんなチューブが定番なのか見ていきましょう。
ミシュラン「MICHELIN エアストップ」
タイヤメーカーでおなじみミシュランのブチルチューブです。
大抵のスポーツバイクショップには置いてあります。
値段も中間くらいなので迷ったらこれを買っておけば良いかと思います。
Vittoria(ビットリア)「ultra light」
Vittoriaのチューブは価格も安くコスパに優れたチューブです。
重量的に若干重めという感じですが、他と比べて20gほどなので、よほど重量を気にする方以外はあまりデメリットではないですかね。
余談ですがVittoriaはツールケースもあります。チューブとセットで使うのもよいかも。
パナレーサー「R-AIR」
パナレーサー「R-AIR」は軽量で柔らかい、ブチルとラテックスの中間のようなチューブです。
値段が高いのがデメリットですが、日本ブランドという信頼感は大きなメリットです。
大抵のバイクショップに置いてあるので買いやすいというのもメリットですね。
対応タイヤ幅が18C-23C、または23C-28Cということで、最近定着してきた25Cタイヤの場合別チューブを用意しないといけないのがちょっとデメリットですね。
シュワルベ チューブ 15SV
値段も安く、軽量なところがポイントのチューブです。
対応タイヤ幅が18Cから28Cと他のチューブよりも広いので使い回しが効くのも良い所ですね。
サドルバッグに入れておく予備チューブとして良いと思います。
まとめ
ロングライドに向いているチューブとなるとやはりブチルチューブが定番となるかと思います。
といってもラテックスチューブがロングライドに使えないわけではなく、あくまでもメンテナンス性やコスパを考慮するとということです。
またチューブは消耗品ですので交換目安や長持ちするメンテナンス方法なども確認しておきたいですね。
参考:ロードバイクやクロスバイクの消耗品の交換目安。長持ちさせるために日々のチェックもお忘れなく。 | kogfum
チューブを交換したときにはタイヤパウダーを付けておくことでチューブが長持ちします。
チューブ選びのポイントは様々で、使っているタイヤのメーカーと合わせてみるのもよいでしょうし、コスパ重視で安い物をどんどん履き倒していくのもよいかもしれません。一番はじめに買ったチューブがとくに問題なければそのブランドを使いつづけるのもよいでしょうね。
チューブのようなメーカー毎の性能差がさほど大きくないアイテムは「ここが良い」ということよりも「気になることが少ない」というほうが大きなポイントかもしれないです。
極端な話、チューブのパッケージが気にいらないだけでも、そのチューブを選ばないポイントとしては十分だったりします。
あ、ひとつだけ気をつけたいポイントもあります。
それは「実店舗で買う場合は商品の回転が早いところで買う」です。
以前、古い小さな寂れた自転車屋さんで購入したチューブがはじめて膨らましたそばから空気が抜けるということがありました。
これはショックが大きいです。
閑古鳥が鳴いているような自転車屋さんの場合、いつから置いてあるのかわからないような商品もあります。
基本的にはそんなにひどい店舗は少ないとは思いますがお気を付けて。
ちなみにネットで購入したチューブはいまのところそういうことはなかったです。
チューブを選んだら、あとはロングライドに適した耐久性の高いタイヤと合わせれば完璧です。以前紹介したロングライド向けタイヤの記事があるので合わせてどうぞ。
参考:ロングライドや練習用に適したロードバイク用タイヤを選ぼう | kogfum
ロングライドの持ち物として予備チューブをサドルバックやツールバッグに入れておくこともお忘れなく。