自転車で困る雨対策。シューズ選び編
自転車で雨。きついですよね。何とか快適に乗れないものかと常々思っております。
気合いの入った自転車乗りの方であれば平気なんでしょうけれども、なるべく濡れたくない。
ロードバイクの時はSPD-SLシューズなので、ロードバイク用のシューズカバーを付ければ大丈夫なのですが、問題は日頃乗るフラットペダルの自転車で走るときです。
ということで雨でも快適に走れそうなシューズを探してみました。
探す条件としてはゴム系ではないことと重くないこと。
ゴム系のものは通気性が皆無なので自転車では蒸れすぎるのでNG。それから登山用のしっかりとしたトレッキングシューズは重いことと足首が動かないので避けることにしました。
候補にいくつかのシューズが挙がったのですが、その中から2つのシューズを買ったので、簡単にレビューします。
CHROME STORM TRUK
メッセンジャーバッグでおなじみCHROMEのSTORMスニーカーです。
独自開発の防水透湿仕様のインナーSTORMシェルを挟み込むことで防水となっています。
ベロの部分もガゼットタン(袋状に側面とつながっている)なので中まで水が入ることがありません。
外側の生地も丈夫な1000デニールコーデュラナイロン
靴底にグラスファイバープロパルションプレートボードを挟み込んでペダリングの安定性を高めています。
今回買ったのはCHROME STORM TRUKの黒です。
良かった点
さすが自転車向けアイテムのブランドらしく堅めのソールでペダリングが楽です。
生地自体もタフで長持ちしそう。紐を外してスリッポン的な使い方ができるので気に入っています。
気軽にはけるので雨の日の憂鬱な気分が軽くなりました。
いまいちな点
つま先部分がスリッポンのように包まれているデザインなので足が甲高のひとは若干きつめに感じるかもしれません。
ローカットなのでパンツの丈が短いと雨が入りやすいのはちょっと気になります。
HAGLOFS(ホグロフス) L.I.M HI GT
スウェーデンの山系アウトドアブランド、ホグロフスのL.I.Mシリーズのシューズです。L.I.Mとは「Less is more」の略で無駄のないシンプルなシリーズとのこと。ASICS(アシックス)との共同開発というのもポイントですね。
ハイカット(HI GT)とローカット(Low GT)があります。
GORE-TEXインナーが入っているので防水は完璧。GORE-TEXのバージョンはGore Tex® Extended Comfortです。
外側の素材は水分を吸収しない素材で靴が濡れても重くならない工夫がなされています。
サイズですが、メンズの一番小さいものが6.5(25.6cmくらい)からなので足の小さい人はレディーズサイズになってしまいます。
レディースのローカットは色違いのラインナップになるので注意です。
今回買ったのはL.I.M HI GTの黒です。
良かった点
ハイカットと思えないほど軽くてやわらかいので足首への違和感は少ないです。
ソールも滑りにくいのもいいですね。雨の中履いてもシューズ自体の生地が濡れないので重くならないのもポイント高いです。
こちらの記事で梅雨時期に使ってみてのレビューを書きましたので合わせてどうぞ。
⇒ 雨の日に履き倒してわかった軽量防水GORE-TEXシューズ「HAGLOFS(ホグロフス) L.I.M HI GT」の凄さ | kogfum
いまいちな点
スピードハイキングやトレイルランにも使えるシューズなのでソールのつま先が良く曲がるようになっています。それがあだとなってペダリングの時に力が逃げやすいです。
自転車用シューズではないのでやむおえないのですが、ロングライドやヒルクライムには向かないかも知れないです。
まぁ、フラットペダルで雨の中ロングライドやヒルクライムはしないと思うので、通勤・通学用としては問題ないですね。
まとめ
ローカットのCHROME STORM TRUKとハイカットのHAGLOFS L.I.M HI GTを買ってみた結果、やはりというかあたりまえですが雨の場合はハイカットの方が濡れにくいので快適です。
少しくらい雨が入っても大丈夫かなと思ったのですがそうはいかないですねぇ。
いろいろ探した中にハイカットのCHROME STORM 415 WORK BOOTSというのもあったのですが、革製で暑そうなので今回は見送りました。
いずれどこかで試してみたい。
それからDZR H2Oというのも防水性が高くて、しかもSPDのクリートがつけられるみたいなのでとても気になってます。
探せば探すほどいろんなブランドの防水シューズが見つかって迷いますねぇ。