GARMINがサングラスに付けられるディスプレイデバイス「Varia Vision」を発表。ウェアラブル端末・スマートグラスへの一歩か
サイクルコンピューターでおなじみのGARMINがサングラスに付けられるディスプレイデバイス「Varia Vision」を発表しています。サイクルコンピューターブランドが作る新しいガジェットとして興味深いアイテムです。昨今流行のウェアラブル端末・スマートグラスと呼べるのか気になるところです。
via:Varia Vision In-sight Display | Garmin | Cycling Smart Glasses
Varia Vision In-sight Display | Garmin | Cycling Smart Glasses
サングラスに付けるディスプレイ
「Varia Vision」はサングラスに取り付けるディスプレイデバイスです。
GARMINのEdge製品やVaria製品と連動してデータを表示することが可能です。
Varia Vision単体ではサイコンの機能はないようで、対応するGARMIN製品と連動して測定値を表示したり、後方接近を知らせたりする機能を持っているようです。動画の方ではスマホと連動して電話を受けたり、ナビゲーション機能を使ったりする映像が映っていますのでそれなりに拡張性はあるようです。
モニター部分のレビュー動画がありました。
対応デバイス
GAMIN製品のなかで対応するデバイスは現時点で
- Edge® 1000
- Edge® 520
- Varia™ Rearview Radar
となっています。
実際に使用してみないとわかりませんが、下を向くことなくデータやアラートを見られるというのは大きな利点ではありますね。
気になるスペックは
「Varia Vision」の気になるスペックは下記の通り
- Dimensions: 2.4” x 0.77” x 0.78” (60.0 mm x 19.7 mm x 19.8 mm)
- Weight: 1.0 oz (28 g)
- Display resolution: 428 x 240 pixels
- Battery life: 8 hours
- ANT+® connectivity: Yes
- Water rating: IPX7
- Mounting: Ambidextrous
- Touch Panel: Yes
- Sensors: Ambient light and accelerometer
28gという重量は良いですね。ディスプレイの解像度が低いですが、専用デバイスなのでUIはガーミン製品に最適化されているはず。
まとめ
「Varia Vision」単体ではまだ以前紹介したスマートグラス「Recon Jet」のような測定機能はありませんが、これからどのように製品として発展していくか楽しみなところです。
サイコンの機能を取り込んでいくのか、それともディスプレイ専用デバイスとして進むのか。
サイコン機能を盛り込んでサングラスとディスプレイの一体化もしてオールインワンの製品というのもいいですね。
スマートグラスとしてセンサーも内蔵したものが気になる方は「Recon Jet」も合わせてどうぞ。
⇒ ロードバイク用ウェアラブル端末「Recon Jet」のスマートグラスとしての気になるスペックは。 | kogfum