悪路向けに使えるかもしれないサスペンション付きステム「Stafast stem」
ロードバイクでの衝撃吸収は主にフレームの剛性やタイヤの空気圧となりますが、サスペンションが付けられたとしたらどうでしょう。最近ではリアサスペンションを搭載したロードバイクもプロレースで使われたりしますので走る路面によっては効果的なのでしょうね。ただバイクをたくさん使えるプロと違って、フレームやフォークを走るたびに交換となると大変ですよね。
そこで導入が簡単にできる「Stafast stem」はどうでしょう。「Stafast stem」はサスペンションがついたステムです。
普通のステム同様に交換しやすいのでサスペンションを導入してみたい人にはよいかもしれないですね。
via:Stafast | Adjustable Stem | Forged Aluminum Bike Stem Force Dampening Systems
Stafast | Adjustable Stem | Forged Aluminum Bike Stem Force Dampening Systems
本格的なサスペンション付き
ステムの下側にサスペンションが付いています。バネ式ではなくエアーを入れる本格的なサスペンションです。
このサスペンションで衝撃を受け止めるわけですね。
こちらの動画で実際に走っている様子を見ることができます。
取り付けコラムサイズは1 1/8”で長さは95mmと105mmです。
付属のポンプで空気圧を調整して使います。
空気圧の調整が可能
自分に合った空気圧に調整が可能です。空気圧の調整範囲は0-300psiです。
MTBほど大きなサスペンションではないので手への振動を和らげるくらいでしょうか。走る路面に合わせてカスタムする楽しみがありますね。
シクロクロスバイクに搭載して山道を走るとかで試してみても面白そうです。
まとめ
グラベルなど未舗装路を走ることが好きな人にはもってこいかもしれない「Stafast stem」。
サスペンションを付けるとなるとスピードにつながる推進力は逃げやすくなるでしょうがそのぶん悪路を走るのは楽しそうですね。
プロレースで使われるロードバイクでもリアサスペンションが搭載された「ピナレロ DOGMA K8-S」などが出てきています。リアとフロントでは随分違うとは思いますが、サスペンション付きステムも新しいジャンルとして面白いかもしれないですね。
今回紹介した「Stafast stem」意外にも「Redshift ShockStop」のような見た目は普通でサスペンション付きのステムもあります。
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これからのステムの進化も楽しみです。
もっと過激に攻めるならサスペンション付きホイールなんてのもあります。合わせてどうぞ。
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