ポール・スミスの自転車本「Paul Smith’s Cycling Scrapbook」がオススメ
いろいろな自転車本の中でも写真集などのビジュアルブックは眺めていても楽しいですよね。
そんな自転車本のなかでもオススメの一冊が「Paul Smith’s Cycling Scrapbook」です。
ファッションデザイナーのポール・スミスの自転車本です。
ポール・スミスと自転車
ポール・スミスと言えばファッションデザイナーとして有名ですが、実は無類の自転車好き。
若い頃は自転車競技選手を目指していたほどです。
残念ながら事故で足を怪我をしてしまって自転車選手の夢は断念せざるを得なかったようですが、今ではご存じの通り、ファッションデザイナーとして活躍していて、最近サイクルウェアシリーズ「Paul Smith 531 Collection | Cycling Apparel」などを手がけたりと自転車にはなにかと関わりの深い人物です。
そういえば2013年のジロ・デ・イタリアでは各賞ジャージのデザインがポール・スミスでしたね。
表彰式でポール・スミスがカベンディッシュにジャージを着せている様子も本誌には掲載されています。
大判で写真が盛りだくさん
「Paul Smith’s Cycling Scrapbook」は大判サイズのペーパーバック本で256ページとなかなかボリュームのある写真集です。
雑誌や広告などのスクラップや名選手の姿、ジャージなどが数多く掲載されています。
文章は英語ですが、過去の名選手やグランツールについてのポール・スミスのコメントやテキストもあります。
プロ選手自身やレース関係者ではなくファッションデザイナーが自転車についてどんなことを思っているのか、写真と文でポールスミスの自転車愛を垣間見ることができます。
以前、ポール・スミスは尾道にあるサイクリストのための複合施設「ONOMICHI U2」とのコラボレーション製品のプロモーションで日本を訪れていましたが、そのとき様子でしょうか、尾道を走るポール・スミスの写真も載っています。
まとめ
「Paul Smith’s Cycling Scrapbook」はポール・スミスのファッションデザイナーとしての面というよりは一人の自転車好きとしての面が見られて面白い一冊です。
自転車関連の書籍が好きな方は要チェックですよ。