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秋冬のロードバイクで活躍するレッグウォーマー選びのポイントとタイプ別オススメアイテム

     サイクルウェア

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気温が下がってきてウェア選びも温度調整が大切な季節となってきましたね。この時期に活躍するサイクルウェア小物といえばレッグウォーマー。早朝の冷え込みや峠の下りなどで大活躍するアイテムです。

ただレッグウォーマーといってもいろんなタイプがあってどれを選んだら良いのか迷うアイテムでもあります。そこでレッグウォーマー選びのポイントとタイプ別のアイテムをいくつかピックアップしてみました。
初めてレッグウォーマーを買う場合や今使っているレッグウォーマーに不満がある場合など、次の1本を探すための参考にどうでしょう。

レッグウォーマーを選ぶポイントは

レッグウォーマーは一見同じように見えても細かな部分で違いが結構あります。
レッグウォーマーを選ぶときのポイントは下記のようなものがあります。

素材(裏地の起毛の厚さ、表地の素材など)

レッグウォーマーの暖かさは裏地の起毛素材の厚さで変わってきます。起毛素材が厚ければ気温が低くなっても使えるわけですが、走り出すと熱を保ちすぎて暑くなる場合もあります。

また表地が防風素材や防水素材となっているものがあります。
朝晩は寒いけど昼は暖かい日には起毛は薄めで防風素材になっているものを選ぶなど天候に合わせて使い分けることもできます。

縫い目の処理

安価なレッグウォーマーは一直線の縫い目のものが多く、膝の側面や裏側に縫い目があたって擦れてしまうことがあります。
縫い目が足の曲がるところを避けた立体的なパターンのレッグウォーマーは多少値段が上がりますが、長時間の使用を考えるとオススメです。

ずり下がり防止の滑り止め

太もも部分の滑り止めにも種類があります。
一般的にはシリコンゴムの滑り止めが付いていますが、締め付けがきつい場合や肌が弱い場合はかぶれたりすることもあります。
滑り止め部分が肌に合わない場合は、パールイズミのラッセルテープタイプのように締め付けすぎないものを選ぶとよいかもしれませんね。

裾の処理(ジッパー、一般的な縫い付けなど)

レッグウォーマーの裾はジッパーや一般的な縫い付けタイプがあります。

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ジッパータイプは脱ぎ履きしやすいですが、その反面、ジッパーがくるぶしや足首にあたる場合があります。

これらのポイントを考えつつ、自分のライドスタイルに合うレッグウォーマーを選びたいところです。
ということで主なタイプ別にいくつかのアイテムをピックアップしてみました。

コスパ重視のレッグウォーマー

レッグウォーマーにもいろいろなタイプがありますが、初めてレッグウォーマーを買う場合や、値段を安く抑えたいならコストパフォーマンスに優れたものが良いですよね。
安価なタイプは作りがよくないものもありますが、国内ブランドで値段も安いうえ高評価のアイテムもあります。
DECOJAなどのブランドは買いやすい値段で最初の1本には良いですね。

朝晩の風が冷たい日に防風タイプ

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©GOREBIKEWEAR

早朝に走ることがある場合、風が冷たくてレッグウォーマーが必要だけれど、日中は暑いくらいという日には裏地のない防風タイプのレッグウォーマーがオススメです。

GORE-TEXでおなじみのGORE社の防風生地「WINDSTOPPER(ウインドウストッパー)」を使ったレッグウォーマーなら防風性能は万全です。
登りは暑いけど、下りでは冷え込むヒルクライムなどにも役に立ちますよ。

Gore Bike Wear – Universal Gore Windstopper レッグウォーマー @wiggle

個人的にもUniversal Gore Windstopper レッグウォーマーは使っています。裏起毛のないタイプなので気温の低い日は厳しいですが、晩秋くらいまでは活躍してくれます。峠を走るとき起毛有りのレッグウォーマーより蒸れなくて良いですよ。

天候が悪い日にも使える防風防水タイプ

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©Castelli

防風だけでなく、防水性にもすぐれたレッグウォーマーもあります。
ただ完全防水ではないので小雨の中一時的に使うくらいが良いかもしれないですね。
このタイプにはサイクルウェアブランドのカステリに「Castelli Nanoflex leg Warmers」という防水性の高いレッグウォーマーがあります。

Castelli – Nanoflex+ レッグウォーマー @wiggle

個人的にはこのタイプではsportfulのNorainレッグウォーマーを使っています。撥水程度の防水性ですが降り始めの軽い雨で使った感じでは通常のレッグウォーマーより水を弾いてくれました。ただ、次第に染みこんではくるので長時間雨の中走る場合はサイクルレインパンツなどを使う方が良いと思います。

肌触りの良いメリノウール

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©Rapha

ベースレイヤーなどではおなじみの素材であるメリノウールですが、レッグウォーマーにも使われています。
メリノウールのレッグウォーマーは肌触りと汗抜けの良さがポイントです。ただ風も通しやすいので冷え込む日には向かないかも。
有名なところではサイクルウェアブランドのRaphaの「MERINO LEG WARMERS」があります。

⇒ Merino Leg Warmers | Rapha Site

個人的にもRaphaの「MERINO LEG WARMERS」は使っていますが先述の「Gore Bike Wear – Universal Gore Windstopper レッグウォーマー」があるのでなかなか出番がないのが正直なところ。なので真冬の冷え込む日に普段着の防寒用にウールタイツがわりとしても使ってます。

普段使いできるのはメリノウールの柔らかさがポイントですね。
その際は滑り止めゴムを外側になるように折り返すと締め付けがキツすぎなくて丁度良い感じです。

高品質な万能タイプ

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©パールイズミ

防風や防水タイプなども良いのですが、いろいろ使い分けるのは煩わしいし1本あれば十分という方には品質機能共にバランスの良いパールイズミのレッグウォーマーがオススメです。
国内ブランドで日本人向けのサイズ、縫い目や滑り止めなど細かな部分も抜かりがないのでとりあえずこれ1本あれば大きな不満はないであろうアイテムです。

まとめ

秋から冬にかけてはサイクルウェア選びに悩む季節ですが、いろんなウェア小物を使える季節でもあるので組合せを楽しみたいですね。
これだという組合せが見つかったときはライドのテンションも上がります。
気温や天候にあわせたウェア小物で、快適な秋冬のライドを。

レッグウォーマーと並んで秋のライドに必要なアームウォーマーもこちらで紹介しています。合わせてどうぞ。
肌寒い秋の日に活躍するサイクルウェア小物「アームウォーマー」のタイプ別オススメアイテム | kogfum