肩を痛めているとき、ロードバイクで気をつけること
ロードバイク以外にも日頃からいろいろな運動をされている方は体も慣れているので大丈夫でしょうが、慣れていない方が急な運動や過度の負荷でのウェイトトレーニングをすると体を痛める原因になりかねません。気をつけないといけないですね。
というのも実は私も最近、負荷をかけ過ぎたウェイトトレーニングのせいで、肩を痛めてしまってここ数週間ずっと肩の痛みが続いているというなんとも情けない状況になっています。
足はなんともないのでロードバイクなど自転車に乗ること自体は問題ないのですが、それでも肩のせいでいろいろと煩わしいことも多いです。
ということで、今回は肩を痛めているときにロードバイクで気をつけることをいくつか挙げてみました。
ウェイトトレーニングだけでなく落車などでも肩をいためる可能性はあるので気をつけて下さいね。
サイクルジャージの脱ぎ着
サイクルジャージはタイトなサイズが多いですから肩を通すときが本当につらい。いつものようにはいきません。
とくにベースレイヤーなどの首を通すタイプはちょっとした苦行です。
肩を痛めているひとには着替えなどの準備をせかしてはいけませんね。
夏場ならゆったりめのジャージやTシャツなら着やすいですが、秋〜春先までは着るものも多いので大変です。
バックポケットが使えない
痛めた肩のほうのバックポケットはまず使えません。本当にまったく腕が回りません。
いつもは補給食や小物を左右のバックポケットに分けていれますが、痛めた方のバックポケットは手がまわらないので困ります。
片方しか使えないというのは不便ですね。
肩がなおるまではバックポケットの代わりに泊まりがけのロングライド用に使っていたトップチューブバックのお世話になりそうです。
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不意の段差で激痛
普段ならとくに気にすることのない段差でも不意に来られると肩に激痛が。。。
肩や腕がいかにサスペンションとして機能しているのか思い知らされます。
以前紹介した記事にサスペンションステムというのがありましたが、どうでしょうね。不意の小さな段差ならこなせそうかも。
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後方確認が億劫
これも危ないので気をつけたいところです。
肩に痛みがないときにはなんてことない後方確認が本当に億劫です。
体をひねると肩も動くのでじりじりと痛みます。
いっそのことバックミラー付けようかと思うくらいです。
肩がなおるまでこの地味な痛みが続くのかと思うとげんなりしますね。
向かい風のための低い姿勢がつらい
向かい風の強い日はちょっとでも空気抵抗を減らすために上体を低くした姿勢で乗ることがあります。
基本的には体幹で支える姿勢なのですが、疲れてくるとついつい腕への加重を増やしてしまいます。
肩が痛いとこれがつらくなります。
一応肩をテーピングでサポートしてはいるのですが、やはりつらいものはつらいです。
ロードバイクの選手たちはひどい落車のあとでも平気そうに走っていますが、一般人はそうはいきませんね。
まとめ
肩の痛みというのは自転車を漕ぐこと自体にはさほど影響がないですが、それでもちょっとしたことで痛みがでます。
とくに後方確認とか咄嗟の回避動作などと痛みが重なると危ないので、必要以上に気をはることに。
余計な気を張って走るのはホント疲れます。まぁ治るまでは家でおとなしくローラー台を漕ぐ方がよいですかね。
痛みがひどいときは病院に行って安静にしておくことは当然ですが、天気の良い日に走れないのはそれはそれでつらいところです。
そうならないためにも無理な運動や過度なトレーニングには気をつけてくださいね。