まさかの竹。「boo bicycles」の竹フレームのロードバイクやファットバイクが興味深い
現在ロードバイクに使用される素材はカーボン製やアルミ製が多く、クロモリやチタンといった素材も人気があります。どれも乗り心地が違っていいですよね。さらにカーボンやアルミの製造技術の進歩によって様々な形状のフレームを作ることができるようになり、どんどん新しいバイクが生まれています。
そんなカーボンやアルミ主流のご時世のなか「boo bicycles」は竹を使ったフレームで本格的なロードバイクやシクロクロスバイクなどを制作するバイクメーカーです。
via:Boo Bicycles Home – Boo Bicycles
Boo Bicycles Home – Boo Bicycles
ぱっと見は普通のロードバイク、でも竹
ぱっと見は普通のロードバイクのようですが、トップチューブ、シートチューブ、ダウンチューブに竹が見えていますね。
こちらのモデルはアルミラグで竹を繋いだフレームです。
boo bicyclesのロードバイクはアルミラグのモデルとカーボンで竹を繋いだモデルがあります。
「boo bicycles」が使用している竹はTam Vong bambooという通称「Iron Bamboo」というほど非常に強い竹だそうです。
重量比では鉄より強いとか。
制作工程は普通のロードバイクと違って竹を削る工程が興味深いですね。
動画でも紹介されていますが、竹チューブを削ってカーボンシートで繋いでいます。
ぱっと見は普通のシクロクロスバイク、でも竹
こちらはシクロクロスモデル。ディスクブレーキが付いても、竹です。
シクロクロスには竹のしなりがいいかもしれないですね。いや、どうかな。
ぱっと見は普通のファットバイク、もちろん竹!
こちらはファットバイクモデル。タイヤが太くても、竹。
ファットバイクのごつさと竹の見た目が意外に合っている気がします。竹チューブ以外の部分はアルミパーツです。
乗り心地はどうなのでしょうね。気になります。
まとめ
boo bicyclesのサイトによれば竹はカーボンと性質が似ているそうです。軽くて丈夫という意味ではそうかも知れないですね。
フレームなので左右均等な方が良いとは思うのですがそのあたりは職人の技でカバーなのでしょうか。気になります。
もう気になるところだらけです。
それにしても世の中いろんな素材の自転車がありますね。
カーボンやチタンなどの新素材バイクもよいですが、木や竹のような昔からある素材で作られた新しいバイクもどんどん出てきて欲しいです。
こちらの生地で木製フレームのスタイリッシュなバイクを紹介しています。気になる方は合わせてどうぞ。
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素材に限らず形状も用途ももっともっと多様に進化してもらえると自転車好きとしては嬉しいですね。