ロードバイクで宿泊旅行を楽しむためのコツ。自転車で温泉旅というのもいいですよね。
ロードバイクに乗り慣れてくると、少し遠い宿まで行って宿泊する旅も楽しめるようになります。
自転車での旅というのは電車とも車とも違って景色や季節をより一層体感できる旅になるのでオススメです。
そんな自転車での旅、とくにロードバイクやクロスバイクなどのスポーツバイクでの宿泊旅行のちょっとしたコツをまとめてみました。
ロードバイクでの遠出になれてきたら次の楽しみ方として温泉宿などに自転車で旅に出てみるのはどうでしょうか。日頃のトレーニングや日帰りのロングライドともひと味違う楽しさが味わえますよ。
荷物は最小限に
何泊するかにもよりますが、基本的には荷物は少ない方が走りやすいです。とくに着替えはかさばるので工夫したいですね。
ロードバイクの人はサイクルジャージにレーパン・ビブショーツの場合が多いと思いますが、大抵の宿には浴衣があるので着替えの心配は下着くらいです。ジャージとレーパンは夏場なら部屋の洗面所で洗って干しておけば次の日も大丈夫です。冬場はグローブが案外乾きづらいのでドライヤーなどで乾かしておくと良いですよ。
途中どこかに立ち寄るときにレーパンでは厳しいという場合は薄手のハーフパンツやオーバーパンツ・ショーツを持っていくと便利です。
宿泊に必要な小物は大抵の宿にはありますし、よほどの山奥でない限りコンビニやスーパーもあるので持っていくものは少なくて済みますね。こういうとき日本の便利さを感じますねぇ。
持っていく必要があるのは道中の自転車のトラブルを解消できるアイテムですね。パンクで走れなくなると困るのでパンク修理のアイテムは必須です。
そして、荷物を持っていく際にはバックパックやショルダーバッグよりも大型のサドルバッグがオススメです。長時間荷物を背負うより遙かに快適にライドが楽しめます。
僕は以前紹介したアピデュラのサドルバッグを使っています。ホントこれのおかげで宿泊旅も快適です。
⇒ ロングライドやブルベに最適な大容量サドルバッグ「Apidura SADDLE PACK(アピデュラ サドルバッグ)」昨今注目のバイクパッキングにも | kogfum
ライトと鍵は忘れずに
荷物は最小限がよいですが、ライトと鍵は忘れてはいけません。
一日かけて宿に向かう場合は日が暮れてしまうこともありますし、途中に長いトンネルがあればライトは必要になってきます。前後ともライトはお忘れなく。
ライトを忘れてしまってどうしようもないときはスマホのストロボをアプリなどで付けっぱなしにしてハンドルにくくりつけておけば急場はしのげます。あくまでも応急措置ですけど。
鍵はいわずもがなですね。道中の休憩はもちろん、宿についてからも必要です。折角の旅ライドなのに盗難にあってしまっては悲しすぎます。
荷物にはなりますが、2つ持っていきたいところですね。もちろん駐輪する際には長時間目を離さないなど盗難に気をつけて。
⇒ 自転車の盗難対策。ロードバイクなど大切な愛車を盗まれないために気をつけたいこと | kogfum
宿までのコースは単調にならないように
宿に向かうコースはできるだけ単調にならないほうが楽しめます。
川沿いのサイクルロードなどは走りやすいですが、景色の変わらない平坦な道を何時間も走ると飽きてきます。コースの途中に寄り道ルートをいれて観光名所を回ったり、お昼を食べたりするとよいですね。
遠回りできるのも気軽に寄り道できるのも自転車旅の良いところですから、宿のチェックインまで存分に有効活用したいところです。
お土産は宿から送る
カーゴバイクやロングテールバイクなどは別ですが、ロードバイクやスポーツ自転車は荷物にはめっぽう弱いですよね。
でも旅行のお土産は買いたいところです。帰りの荷物を減らすためにお土産は宿から送ってしまうほうが便利です。
とはいうものの、走っている途中に見つけたお土産をどうしても買いたくなるのもわかります。途中でお土産を買う場合はサコッシュやパッカブルバッグなどをひとつ持っていくと便利です。
こちらの記事で紹介したモンベルの軽量バッグがとにかく軽いので重宝しています。
⇒ 超軽量パッカブルサコッシュ「モンベル U.L.MONO」シリーズが自転車乗りにも最適 | kogfum
帰りは途中から輪行もあり
行きも帰りも自走できれば一番長く楽しめて良いのでしょうが、宿泊して次の日半日は現地を走りたいとなれば、帰りは輪行というのもいいですね。
輪行袋は軽量のものがオススメです。また、宿で室内に自転車をそのまま持ち込めない場合でも輪行袋に入れればOKと言うところもあるので持っていくと安心です。
気持ちよく走れるところまで自走して、混雑する街中は輪行してしまうのもありですね。
宿泊は予約しておく
宿泊予定での自転車旅ならこれは大切なことですね。
宿を当日現地で探すのは結構大変です。夏や紅葉シーズン中などの繁忙期は良さそうな宿は部屋がないことがほとんどなので早めに人数分予約しておきたいところです。
宿も目的地も決めずに走り出して宿がなければ野宿というサバイバル旅も面白いとは思いますが、夜は温泉宿でゆっくりビールとお考えなら予約はしておきたいですね。
そして予約の際に自転車・ロードバイクで行くことを伝えて室内に持ち込めるか、屋外の場合は施錠しておける安全なガレージのようなものがあるか確認しておくことをオススメします。宿といっても屋外にロードバイクを放置するのは心許ないですからしっかり管理できるようにしたいですね。
まとめ
ロードバイクでの旅は車や電車での旅とはひと味違う楽しさがあります。
熱い日差しの中、やっとたどり着いた宿での冷えたビール、最高です。
寒風の中、脚を酷使して登った先の温泉宿、のんびり湯に浸かってからの鍋料理、最高です。
ちょっと想像しただけでもわくわくしてしまいますね。
宿泊旅行にロードバイクを使ってもっともっと自転車ライフを味わいつくしたいですね。
以前自転車での旅を紹介した記事もあわせてどうぞ。
⇒ 温泉とロードバイクを両方楽しめる関東の温泉エリア。伊香保温泉と那須温泉で旅ライドをもっと楽しもう。 | kogfum
⇒ 宿泊自転車旅におすすめの関東近郊エリア2選。大型連休にぜひ! | kogfum
それでは、良いロードバイク旅を。