軽量バンドタイプの自転車ロック「OTTOLOCK go-anywhere bike lock」
自転車の鍵での大きな問題と言えばなんといっても重さではないでしょうか。ロードバイクなどのスポーツバイクに乗る場合、堅牢な鍵が欲しいところですが、その分重くなる点は困りものです。
「OTTOLOCK go-anywhere bike lock」は軽量なバンドタイプの自転車ロックです。
ワイヤー式やU字ロックとは違うバンド形状もポイントとなっています。
via:OTTOLOCK™ ● The Go-Anywhere Cinch Lock for Bikes & More by OTTO DesignWorks — Kickstarter
OTTOLOCK™ ● The Go-Anywhere Cinch Lock for Bikes & More by OTTO DesignWorks — Kickstarter
ステンレススチールのバンドで中程度の堅牢性
見た目も特徴的なバンド部分ですが、何枚かのスチールバンドを重ねてプラスチックで覆ったバンドとなっています。
これによってニッパーやボルトカッターでは切りにくくなっているとのことです。
たしかに同重量クラスのワイヤー錠に比べると切りにくいでしょうね。
またバンド形状なのでベルトのように丸めてコンパクトになるあたりもよいですね。
重さは最小115g
そして大切なポイントである重量ですが、115gとかなり軽くなっています。
主要な鍵と比べてみると
- OTTOLOCK go-anywhere bike lock(76cm):115g
- クロップスワイヤーロックQ-BIRO(最小40cm-最長180cm):111g
- ABUS 1200/60 チェーンロック(60cm):136g
- パナソニックU字ロック(約18cm×13cm):380g
となっており、軽い部類に入るのではないでしょうか。
堅牢性ではどうしてもU字ロックには負けますが、簡易な細いワイヤー錠の代わりにすればセキュリティーレベルは上がるかも。
長さは選べる3種類
ワイヤーの長さは45cm/76cm/150cmの3種類から選べます。
バンド形状なのでクロスしたりひねったりに制約がでそうなので、タイヤも一緒にロックすることを考えると150cmでしょうかね。
地球ロック用を76cmにしてループワイヤーを合わせて前後の車輪をロックするのもよさそうです。
まとめ
丸めて小さくなることと軽さを考えるとなかなか良さそうな自転車ロックではありますね。
ただ、ロック本体部分の構造がどのくらい頑丈かや、3桁ダイヤル式では少ないのではというあたりはちょっと気になります。
ともあれ、頑丈で軽い鍵は自転車乗りにとってはかなり必要なアイテムですので期待したいですね。
「OTTOLOCK go-anywhere bike lock」は現在Kickstarterで資金調達中です。気になる方はチェックしてみてください。
⇒ OTTOLOCK™ ● The Go-Anywhere Cinch Lock for Bikes & More by OTTO DesignWorks — Kickstarter
【追記】
「OTTOLOCK」製品化しましたね。思ったより重たいですがかなりしっかりした作りで多少の攻撃には耐えそう。期待できそうです。
お気に入りの自転車を盗まれないためにも盗難対策にはできる限りのことをしておきたいところです。
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