ロードバイク乗りにはおなじみのあの用語やこの名称
そろそろ暖かくなってきて、ロードバイクをはじめてみようという方も多いのではないでしょうか。
ロードバイクに限らずなんでもそうですが、初めのうちはよくわからない用語や名称が多いですよね。
ロードバイクのような機材スポーツならなおさらです。でもそれを知っていくのもロードバイクの楽しいところです。
ということで、ロードバイク特有な用語や名称をいくつか挙げてみました。少しでも慣れてくれば当たり前のように使う単語ですが、初めは聞き慣れないものもあります。参考にどうぞ
レーパン・ビブショーツ
ロードバイクのウェアの下の方のことですね。あのぴちぴちのパンツのことです。
レーパンは正式にはレーシングパンツとかレーサーパンツといったりします。またサスペンダーのようになっているタイプをビブといいます。ショートパンツタイプのビブはビブショーツ、ロングパンツタイプならビブタイツです。
ロードバイクを始めて間もない頃は恥ずかしくて履けない、履きたくないという人も多いかと思います。でもそのうち履いてみたくなるから不思議なアイテムです。
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アウター・インナーギア
ロードバイクをはじめる前にクロスバイクなどで多段ギアに乗っていたひとならなじみがあるかもしれないですが、ママチャリで三段ギアだったという人には聞き慣れない単語ですね。
ペダルを回す部分(クランク)にセットになっている2枚のギアの大きい方をアウターギア、小さい方をインナーギアといいます。だいたいアウター・インナーと略して言うので、初心者にはなおさら聞き慣れないですね。
さらに前後のギアの組合せでアウタートップ(一番重いギア比)、やインナーロー(一番軽いギア比)といった感じでの派生もあります。
アーレンキー
扱うジャンルによって呼び名が違うので自転車乗り以外には案外通じないアーレンキー。これも自転車特有の呼び名らしいです。
六角棒スパナ、六角レンチ、ヘキサゴンレンチやヘックスという具合にいろいろな呼び方があります。
ちなみにアーレンキーの由来はAllen Manufacturing Companyという企業が特許を持っていて、そこの製品でアーレンキーだそうです。
落車・立ちゴケ
自転車で走行中に転倒することを落車、停まっているときに転倒することを立ちゴケといったりします。
落車は二輪以外の乗り物ではあまり使わないでしょうから自転車とオートバイならではでしょうか。
立ちゴケはビンディングシューズ(クリートでペダルに固定するシューズ)を始めて使うと多くの人が経験しますね。
信号待ちの交差点など人の多いところで立ちゴケするとなかなかに恥ずかしいものです。
ダンシング
これもロードバイクなどのスポーツバイクならではですね。
いわゆる立ちこぎですが、ダンシングというといかにもスポーツっぽい響きがあります。やっていることは加速したり坂を登るときのための立ちこぎです。
ロードバイクに乗るようになるといつの間にか当たり前のようにダンシングと言ってしまいますが、一般的には立ちこぎですよね。
ケイデンス
ペダルの回転数のことですね。これもロードバイクに乗ると気になりはじめる単語です。
ケイデンス90回転で平均的に走れるようにといった具合でトレーニングする際には必ずといっていいほど使いますね。
サイクルコンピューターで計測することで今どのくらいのケイデンスか知ることができます。
番外編:レース用語あれこれ
ロードバイクに乗ることとはまた違いますが、サイクルロードレースを見るようになると頻繁に聞くレース用語も独特ですよね。休日ののんびりグループライドでもレース観戦も好きな人たちが集まると、なぜかレース用語が飛び交っていることもあります。
- 逃げ:集団から先行して独走または小集団で抜け出すこと
- アタック:集団などから飛び出したり、後続を引き離すために加速すること
- トレイン:チームなどで一列棒状になって走ること
- つきいち:小集団で走行中、先頭を交代せず空気抵抗の少ない後方位置につきっぱなしでいること
などなどいろいろな用語があります。
まとめ
ロードバイクに乗り始めの頃は知らない用語を知ることも楽しいものです。
ロードバイクに長く乗っている知り合いにあれこれ聞いてみたり、自分で調べてみたりしてもっともっとハマっていければより一層深くて楽しい趣味の世界が待っています。全力でアタックしてみるのも良いかと思います。