自転車ナビアプリの比較。ロードバイクでサイコン代わりに使えるものはこれ。
ロードバイクを始めてしばらくすると、走行ログを記録したくなったり速度とかケイデンスを計ってみたくなったりしますよね。サイクルコンピューターを購入するというのもいいのですが、それなりに金額がしますし、買ってみて使わなくなったらもったいないと迷うところです。
そこでまずはiPhoneやスマホの自転車ナビアプリを使ってみてはどうでしょう。
必要な機能がほぼ揃う「Runtastic Road Bike PRO」
名前の通りロードバイクに乗る人にとって使える機能が満載のアプリです。
主な機能はこんな感じ。
- 速度、走行距離、走行時間、傾斜、平均速度などの各種メーター
- メーターの並びをカスタマイズできるUI
- 外部デバイスを使った心拍数・ケイデンスのモニタリング
- 走行ルートの記録
- 走行データの解析
- ルートのインポート
- オフライン地図
- ウェブサイトとの連携
数え上げればキリがないくらいいろんな機能が詰まっています。一番のオススメです。
バッテリーもiphone6の場合、2~3時間程度なら使い続けても大丈夫です。
ロードバイクのトレーニングに出かけるときにRuntastic Road Bike PROを起動して、スタートボタンを押すとカウントダウンが始まります。カウントダウンはじまるとやるぞって気持ちになります。
使い続けるとパブロフの犬ではないですが、iPhone上でカウントダウンがはじまるだけで走る気持ちが高まりますよ。
走行ログとコミュニティ、ライドイベントも多い「Strava」
自転車やランニング用のGPSログサイト「Strava」のアプリです。
ルートの記録だけでなく、コミュニティーを作ったり、ライドイベントが開催されたりと自転車に乗る楽しみが広がります。海外のライダーから「いいね」がついたりするとなんともうれしい。
サイクルコンピューターのデータを取り込んだりもできますが、アプリから直接アップすることもできます。
ライドイベントの際にはこの「Strava」アプリを使ってバッジをゲットしたりゲーム感覚でライドを楽しめます。
手軽さとトレーニングオプションの「Runkeeper」
フィットネスよりの使い方なら「Runkeeper」がおすすめ。
自転車用のメーターは距離・時間・平均速度・消費カロリーでそれほど充実はしていませんが、現在の体重からの減量プランを決めたりトレーニングプランを設定することができます。
有料プランの「Runkeeper Elite」にアップグレードすればより専門的なトレーニングプランを選択できます。
自分に合ったプランを選んで予定通りにすすめれば減量コントロールもしやすくなります。
自転車での減量に興味がある方にはアプリと合わせてこちらの記事も参考にどうぞ。
⇒ 自転車で痩せるために調べておきたいダイエットの基本的なこと | kogfum
自動ルートナビなら「自転車NAVITIME」
ナビゲーションアプリで有名なNAVITIMEが提供している自転車用アプリです。
目的地へのルートをナビしてくれます。
ルートの種類は7種類。
- 推奨ルート
- 距離が短い
- 坂道が少ない
- 坂道が多い
- 裏通り優先
- 大通り優先
- サイクリングロード優先(有料のみ)
となっています。
Google mapなどのナビ機能にはない坂道が少ないとかサイクリングロード優先というのがあるのは嬉しいですね。
まとめ
僕がロードバイクをはじめたばかりの頃に使っていたのは「Runkeeper」でした。
走行距離・走行ルート・平均速度・消費カロリーがログに残るので重宝していました。
ロードバイクをしっかり乗り始めるとより詳細なメーターが欲しくなってサイクルコンピューターを買うか悩んだのですが、まずは手頃なものからと思って「Runtastic Road Bike PRO」を使い始めました。一番使っているのはこのアプリですね。目安程度であってもログが残せるのはいいものです。
ルートのインポートもできるのでロングライドの時にも便利ですし、データを「Strava」に送ることでライドイベントにも参加しています。もちろん「Strava」単体で使うこともあります。
「自転車NAVITIME」は到着予想時間もわかるのでなんとなくこの道でいくとどのくらいの時間がかかるのかとか、この道は坂が多めだからちょっと行ってみようとか、目星をつけるのにたまに使ったりします。
サイクルコンピューターは詳細なデータが見られることや小さいことなどいいことがたくさんあります。ただそれなりの値段がするのでまずはスマホでアプリを使ってみて自分にあう使い方ができるか試してみとよいかもしれないですね。
それからスマホアプリを使う場合、携帯のバッテリーも気になりますよね。2~3時間程度なら問題ないですが、一日中走るようなロングライドの場合は予備バッテリーを持っていくとよいですよ。あ、結局荷物が増えてしまうのか。
⇒ ロングライドやブルベの予備バッテリーに最適な防水モバイルバッテリー「RAVPower RP-PB044」 | kogfum
それからモバイルバッテリーには給電用に丈夫なケーブルをお忘れなく。
⇒ ロングライドの予備バッテリーに最適な丈夫なUSBケーブル「Anker PowerLine+ Micro USBケーブル」 | kogfum
サイコン派もナビアプリ派も何も使わない派もそれぞれに楽しいですから、あとは自分にあう楽しみ方を選ぶだけ。
あと、スマホをハンドルバーに付けるときは防水ケースとスマホホルダーを使うと便利ですよ。
と、これまでサイコンアプリを使っていてこれといって不満はないのですが、ただ、慣れてくると結局はやっぱりサイコンも欲しくなるという不思議な現象が起こります。困ったものです。