kogfum

自転車をもっと自由に楽しむためのブログ

ロードバイク冬用ウェアのジャケット・アウター選びのタイプ別ポイント

寒さが厳しくなってくるとロードバイクも冬用ウェアを本格的に着込んで走る季節ですね。冬用ウェアは種類も豊富でどうやって組み合わせて着るか悩む部分でもあります。走りやすくてそれでいて暖かい、でも暑くない、そんな組合せがよいのですがなかなか悩みます。
早朝の0℃前後の時間帯やくもりや風の強い日など着込まないと寒い日や、日中との温度差のある日はさらに難しいところです。

とくにジャケットやジャージなどトップスは着られるアイテムが多いゆえに迷ってしまいますが、逆に言えばいろいろな組合せができるのが冬用ウェアの楽しいところでもあります。
ということで冬用ウェアのジャケット・アウターをまとめてみました。
これから初めてのウィンターシーズンのライドを迎えるという方や何を着るか迷いがちな方への参考になればと思います。

ジャケット(シェルタイプ)

アウターとして外気をブロックするためのジャケットですね。アウター、ミドル、ベースレイヤーの重ね着の組合せで活用するジャケットです。
特徴として裏起毛になっていないタイプが多いです。
GORE-TEXジャケットなど全天候型のタイプもあり、これなら雨や雪でも大丈夫です。
またハードシェルタイプとソフトシェルタイプがあります。着心地を考えるとソフトなものがオススメです。

シェルタイプのメリットとしてはミドルレイヤーとベースレイヤーを換えることで細かな温度調整ができます。
デメリットは何枚も着るので着替えが面倒ということでしょうか。

シェルタイプのジャケットには


⇒ Gore Bike Wear – ONE Gore-Tex Active ジャケット @wiggle


⇒ Sportful – Fiandre Extreme NeoShell ジャケット @wiggle

といったものがあります。

冬用ジャケット(防風保温ジャケット)

冬用ジャケットは前面が防風パネルで裏起毛付きの保温性の高いものがほとんどで、蒸れ対策にベンチレーションが付いているものもあります。最近の冬用サイクルウェアはこのタイプのアウターが多いですね。

また防水機能を高めた製品もあります。シェルタイプのGORE-TEXジャケットのような完全防水までとはいかなくても多少の雨であれば問題なく使えます。

メリットとしては着るものがインナーと合わせて2枚ですむのでとにかく楽です。毎日走るなら楽なほうがいいですね。
ただジャケット1枚なので温度調整が細かくできない場合もあります。ちょっと強度をあげて走ったりすると暑すぎてジャケットの通気性だけでは追いつかずジッパーを全開で走ったりすることもあります。なので冬用ジャケットを選ぶなら少し寒いくらいでちょうど良いみたいです。
冬用ジャケットを選ぶなら通気性のしっかりしたものが良いでしょうね。

冬用ジャケットには

wj_01⇒ (パールイズミ)PEARL IZUMI 1500-BL ウィンドブレークジャケット [メンズ] @amazon


⇒ Castelli – Elemento 2 7x(Air) ジャケット @wiggle

などがあります。

冬用ジャージ

ジャケットではなく冬用ジャージというのもありますね。秋用の長袖ジャージとの違いは主に生地の厚さですが、なかには前面防風パネルがついていたり、裏起毛のものもあります。
ロードバイクを始めたばかりの人にとっては冬用ジャージとジャケットの違いは案外わかりづらいものですよね。

名前の通りジャケットはアウター用で生地の厚さや防風パネルの有無、裏起毛の厚さなどが冬用ジャージとは違います。
ところが困ったことに、ジャケットでもシェルタイプのものは裏起毛が無いですし、最近は冬用ジャージでも防風パネル裏起毛付きのものもあります。
区別としては防風タイプで表地の厚さと裏起毛の厚さが厚いものがジャケット、薄いものはジャージと考えて良いと思います。あとは製品名がジャケットかジャージかですかね。元も子もないですが。

冬用ジャージとしては


⇒ Gore Bike Wear – Power 2.0 Thermo ジャージ @wiggle


⇒ Sportful – Fiandre Light Wind ジャージ @wiggle

といったものがあります。

ウィンドブレーカー

春秋に活躍するウインドブレーカーも組合せによっては真冬でも使える便利なアイテムです。冬用ジャージに合わせてきてもよいでしょうし、冬用ジャケットを着る場合でも走り始めは寒いので着ておいて暑くなったらバックポケットへしまうという使い方も便利です。
保温性は低いのでミドルレイヤーやベースレイヤーでカバーするといいですね。

それからウィンドブレーカーは春秋用と冬用で厚さの違うものを持っていると着回しの幅が広がって便利です。
春秋冬使えるものは防水性能次第ではシェルジャケットのように使えるものもあります。

ウインドブレーカーは


⇒ Sportful – Fiandre ライト Windstopper ジャケット @wiggle

あたりはどうでしょう。

まとめ

僕自身は本当に寒さに弱すぎるので0℃前後のときはシェルタイプのジャケット+長袖ジャージ+長袖冬用インナーを着込んで走ります。たまに冬用ジャケット+ベースレイヤーに換えてみたりしますがどうしても日が高くなるまでが耐えられない感じです。
本当に寒さに強くなりたいと切実に思います。まぁ、もっとペダルを回せという話でもあるのでしょうね。

冬用ウェア選びのポイントとして「走り始めちょっと寒いくらいがちょうど良い」ということと「透湿性が高く温度調整しやすいもの」がオススメですね。それにくわえて何よりベースレイヤーをしっかり選んでおくことが大切だと思います。

ロードバイクの冬用ウェアの要はベースレイヤー(インナー)。選ぶポイントは汗冷えに強いか。 | kogfum

また人によっては指先や耳といったとくに寒さを感じる部分もあると思いますのでウェア以外の小物もいろいろ試してみたいですね。

寒い思いをする前に早めに用意しておきたいロングライドに必要なウェア小物 | kogfum

ウェア選びはどの組合せだから正解ということでもなく、自分の寒さへの耐性や走り方に合わせていろいろと組合せを試してみるのが一番で、自分が気持ちよく走れる格好というのがベストだと思います。
人にはまねできないオリジナリティあふれる着こなしというのもかっこいいですし、ウェアの着方も自分なりに楽しみたいですね。