ロードバイクを始めるときによくわからなかったこと。ヘルメットのタイプ編
ロードバイクを始めたとき、真っ先に迷ったのがヘルメットをどれにしたらいいのかということでした。とにかく種類も多いし形もいろいろあるし、サイズもまちまちだしで困りましたね。
そんなわけでロードバイクのヘルメットのことをまとめておこうと思います。
これからロードバイクをはじめる人の参考になればと。
ヘルメットは用途のタイプがいろいろ
ヘルメットといってもいろいろな種類があります。ざっと主なタイプを上げてみます。
- ロードバイク用
- タイムトライアル用
- MTB用
- カスクタイプ
- ストリートスポーツタイプ
- 通勤・通学・アーバンライド用
どのタイプのものをかぶって走っても良いと思いますが、本来の用途以外にはやはり向き不向きがあるので、自分の乗る自転車の種類にあわせて選ぶことをお勧めします。
それぞれのヘルメットのタイプを見てみましょう。
ロードバイク用
ツール・ド・フランスなどプロ自転車競技に出場する選手がかぶっているものと同じものからホビーライダー用のエントリーモデルまで幅広くあります。
ベンチレーションホール(空気の通り道用の穴)が多くもおけられているものが多く、形も流線型のものが多いです。
JCF公認の印があればレースでの使用が可能なものとなります。
主なブランドは
- KASK
- CATLIKE
- MET
- SCOTT
- LAZER
- SPECIALIZED
- MAVIC
- GIRO
- OGK KABUTO
などなど、他にもたくさんメーカーがあります。よりどりみどりです。
ロードバイク用にはエアロタイプというものもあります。
空気抵抗の少ない形状で前後の長さもタイムトライアル専用にくらべて短いです。
また、LAZER Z1のようにヘルメットに外殻をかぶせてエアロヘルメットのように空気抵抗を減らすものもあります。
ロードバイク用ヘルメットのブランドはこちらの記事でまとめています。参考にどうぞ。
参考: ロードバイク用ヘルメットの主要ブランドまとめ | kogfum
参考: まだまだあるロードバイク用のヘルメットブランド。使用チームも併せて紹介。 | kogfum
タイムトライアル用
タイムトライアル用に空気抵抗の少ない形状になっていて、後ろに長かったり、ゴーグルがついているものもあります。
MTB用
MTB用は後頭部までガードされていたり、つば付きだったりします。後頭部が深いものはロードバイクに使うと首にあたって使いづらいのでやはりロードバイクに乗るときはロードバイク用のものがおすすめです。
カスクタイプ
ヘルメットが主流になるまえの時代にはカスクタイプと呼ばれる帽子とヘルメットの間のようなものが使われていました。現在もいくつかのメーカーが販売しています。クラシックなロードバイクや街乗りに使うと良さそうです。
ストリートスポーツタイプ
深くて穴の少ないものが多く転んでもびくともしなそうなものが多いです。
メッセンジャーの方がかぶっているのをよく見かけますね。
通勤・通学・アーバンライド用
街乗りにもマッチするデザインのものも少ないながらあります。気軽に使えそうで良いですね。
サイズ感は重要です
サイズはメーカーの規定がまちまちなので、S/M/Lとなっていても微妙に違います。
また、欧米のメーカーは欧米人の頭にあわせて設計しているので幅が狭めだったり浅めだったりします。同じモデルのアジアンフィットという日本人の頭にも合うシリーズを出しているメーカーもあります。
さらに同じメーカーのものでもモデルによって幅が狭かったりするのでできる限り試着してみることをおすすめします。
ヘルメットには寿命がある
ヘルメットにはメーカー推奨の使用期限が設定されているものもあります。
OGK kabutoは3年とされています。
頭を守るものですから古くなってもろい状態で使い続けるのもあまりよくないのでしょうね。
まとめ
ハイエンドモデルでもエントリーモデルでもサイズがあっていれば安全性は高いそうなので、どんどん試着して自分にあったモデルを選びましょう。